
『ドラキュラ』(Bram Stoker's Dracula)は、1992年のアメリカ映画。ブラム・ストーカーの『吸血鬼ドラキュラ』を原作としている。 原作に忠実な映像化となってはいるが本筋は独自解釈で、ゲイリー・オールドマン演じるドラキュラ伯爵とウィノナ・ライダー演じるミナのロマンスを最大の中心とし、最後に安らぎを求めるドラキュラの首を切り落とすのはモリスやジョナサンではなくミナで、見上げた天井にはミナ(エリザベータ)とドラキュラの永遠の愛を示すような絵が描かれている。アンソニー・ホプキンスは司祭役とヴァン・ヘルシング役、ライダーはエリザベータ役とミナ役、とそれぞれ二役を演じている。 エンドクレジットのテーマ曲「Love Song for a Vampire」はアニー・レノックスが作詞・作曲・歌唱、この映画のためにレコーディングされ、ドラキュラの400年の彷徨の繊細な心情を歌詞にしている。コッポラによるゲイリー・オールドマンのそれまでのドラキュラ像にない奇怪な風貌はエリザベータ(ミナ)との純愛を昇華するためで、ドラキュラを討伐するという原作と同じ構造の中で、ミナとドラキュラの神に対する愛の勝利、人間の姿に戻ったところで幕が下りる。この曲はアニー・レノックスの曲の中でも国際的に大きな成功を収めた。 ドラキュラの外観のグロテスクと強烈なエロス、芸術的耽美を特徴としており、1993年の第65回アカデミー賞で、衣裳デザイン賞(石岡瑛子)、メイクアップ賞、 音響効果編集賞受賞、美術賞にノミネートされ、製作費4000万ドルに対し興行収入は全世界で2億1586万2666ドルを記録した。
あらすじ:ウィキペディア、CC BY-SA 4.0
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